2007年8月30日木曜日

換金する選択

以下引用 債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら  http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55 遂に出てきた・・・・メガトン級! マーケット / 2007-08-30 18:21:49 恐れていたことが遂におきたというべきか・・・・ SachsenLB Had EU46 Billion in `Secret' Investments (最初に見たのはブルームバーグ) ドイツ、ザクセン州の州立銀行(もちろんAAA)がサブプライムの「秘密投資」(この後の記事にサブプライムと書いてあったが恐らく、サブプライムを仕込んだCDOだと思われる)でなんと460億ユーロの損失!! 約7兆円超・・・・ 恐らくザクセンだけとは思えず、他の州立銀行も同じでしょう・・・ このランデスバンクと呼ばれる州立銀行は州に「保証」されているわけではありません。所謂キープウェル、すなわち、経営状況を詳しく観察する権利を州に与えているということで、なぜかAAAが付いています。 これを利用してリバースフローターですとか、様々な仕組み債を日本で販売しています。その総額はちょっと想像できませんね(多過ぎて)。 リバフロのほかに、リバースデュアル、ファーストツーデフォルトなど。所謂円建て仕組み債券の発行体としてはポピュラーなものばかり。ギャランティーはついていないのでこれらはすべてデフォルトでしょう・・・・ 日本は関係ないと言っていた人々はまたまたボウズ・・・ということですな。 まだ株価は反応していませんが、これはえらいこと・・・だと思われます。 では! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 引用終わり ファンド、外貨投資、FXなどしている方々は戦々恐々かも知れません。 日本の年金、銀行の売る投資信託などに影響がないとは言い切れません。 私は、ほとんどの資金を円安時に売却してますので、影響はほとんどありません。 しかし、日本の銀行が影響を受けているのなら、安心は出来ない状態です。 どうしようもないのですがね。 「ぐっちー」さんの言うとおり、日本に影響が出た場合、タイミング的には非常に悪い。 来年には小渕政権時の大量国債償還、借り換え問題が残っています。 現在の金融危機で、年金資産が吹っ飛んでしまったらどうするのでしょう。 日本は大変なことになるかもしれません。 もしかしたら、日本でも倒産のアラシが起きるかもしれません。 そうなるとIMFという悪魔が現実味を帯び始めるかもしれません。 危惧で終わると

2007年8月29日水曜日

公定歩合引き下げは、効果が消えた模様

この先、米国FFレートは下がるでしょう。

すでに米国ではファンドの閉鎖がおき、解約凍結も出ているようです。

また、今月末、9月、10月とファンドの借換え債の問題が浮上しています。

資金の手当てが出来なければ大変です。


以下引用↓


2007/8/29 6:52
第2段下げの幕開け?  分類なし
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ニューヨーク株式市場は280ドル余りの下げを記録し、13,041ドルとなり、
ぎりぎり13,000ドルを守っています。
今回の下げの理由はなんでしょうか?
明確な理由はありません。
中央銀行のカンフル剤が効かなくなってきているのです。

FRBの『パニックにならないように』との声明も、市場は反対に受け取っています。
『パニック?はやりそれだけ事態は悪いのか・・。逃げておかないといけないかな?』と。

今月末の借換え債の期限が迫ってきていますが、いまだ多くの金融機関・ファンドは
借り換えが出来ない事態に陥っており、このままいけば世界最大の住宅ローン会社で
ある<カントリーワイド社>が経営破たんに追い込まれます。
負債総額24兆円にも上るといわれる<カントリーワイド社>ですが、ここが経営破たんすれば他の住宅専門会社が軒並倒れ、まさに<負の連鎖>が始まります。
FRBは果たして救えるでしょうか?

残された時間は余りにも少なく、そして金融破たんの負債総額は24兆円どころか、
一桁も二桁も違う膨大な金額に上ることをFRBは知っているはずであり、世界の中央銀行が束になっても到底救える金額ではありません。


最悪の事態に進みつつある金融市場ですが、今月末、9月21日、そして10月半ばが待ち受けています。


以上ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以下コメント


利下げをする可能性は捨て切れません。
日銀は金利を上げられないでしょう。(個人的には上げればいいと思いますが、もう無理でしょう)
しかも、今回の金融危機で日本の年金・郵貯の運用は影響を受けたのではないでしょうか?
驚くほど運用損になっていたらどうするのでしょう?

一説によれば、年金資金150兆のうち、その半数以上が行方不明だといわれています。

また郵貯も大部分を米系ファンドに委託しているようで、半数以上が喪失しているかも知れません


10月郵便局は完全に民営化されます。
また、来年から日本では10年物国債の返還が始まります。
借り換えでやり過ごすのでしょうが、借金を借金で返して大丈夫なのでしょうか?

IMFという機関があります。
ここは世界の貧困国への高利貸しで有名です。
経済が立ち行かなくなると、天使のような笑顔でお金を貸してくれます。
「天使の笑顔を持った悪魔」とでもいえます。
日本の()#絡みの闇金と同じです。

ここの力を借りてしまうと「国内のもの全て」で借金返済となります。
文字通り、身包み(どころか内部まで)はがされます。

2007年8月20日月曜日

今後の展望

在野のアナリスト http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/ より引用 2007年08月19日 経済の話。市場下落がもたらすもの 昨今の相場下落で、俄かにまた議論の俎上に上り始めた年金基金の運用実績。参院選の前はあれほど騒いでいた年金問題も、近頃では影を潜めていましたが、またしても議論が紛糾するかもしれません。一つには社会保険庁が今月10日に発表した、保険料の納付率があります。 平成18年度の納付率が66.3%となり、前年度と較べて0.8%の下落となりました。最終目標といわれていた19年度の80%も達成の見込みはなく、恐らく国民皆年金の思想、その前提が崩れるのはかなり前倒しになると見られます。国民はすでに年金に対して『不安』ではなく、『不信』に陥っていますし、公的機関の運用そのものに、疑惑の目を向けているのです。 市場が調整すれば、その他の材料もあります。政府系金融機関が今年から始めている、ITバブル崩壊後に市場から買い取った株の市場での売却、日銀もこのタイミングで売却を示唆していますが、その時に試算された売却益も、今回の市場の調整でその試算が大幅に狂う可能性もあります。今まで、市場で売却しても益が出るとされていましたが、調整幅次第では損となる可能性も出てきました。 今回の市場の調整とは、更に重大な点があると思います。それは買収防衛策で企業同士が株式の持合を進めていることです。実は今まで、株式の評価損はさほど大きな問題とはなってきませんでした。それは株とはいずれ戻るもの、一時的な下落を評価損として組み込まなくとも、決算を通すことが出来たからです。しかし昨今の会計検査の厳格化で、今はそれも出来難くなりました。今後調整が長引けば、企業は保有株式の評価損という、かつて聞いた言葉を再び耳にすることになるのです。 今回の下落は、今までの経済の様々な矛盾を暴き出すと思います。米国が公定歩合のみを引き下げましたが、形骸化した公定歩合を調整し、政策金利を動かさなかったのは、ドル急落を引き起こして新興国が保有する外貨準備として積み上げられた、米国債の売りによる市場の混乱を防ぎたかった、そうした思惑もあるのでしょう。8000億ドルを越える経常赤字を垂れ流し続けた米国、その分を投資に回して好転していた時と、循環がきかなくなった社会は全く様相が異なるのです。 米国の信用市場が一体、いつ頃正常化するのかが問題ですが、公定歩合の引き下げは最初だけのアナウンス効果で、継続した影響の行使は難しいでしょう。米国で利下げの期待が強いのは、ヘッジファンドなどが規制の網に引っ掛ることを恐れ、利下げという大枠の市場原理を導入させることで、沈静化させて欲しいという切望です。しかし市場の監督者であるFRBは、株式市場だけではなく米国経済全体を支えなければならない、使命を帯びています。その時どういった手を打つのか、だからこそ私は米国の次の手に、注目しているのです。 引用終わり 以下コメント 今回の相場下落はある程度の予想がついていました。2月の利上げでさえあの程度相場が下落したわけであり、今回は米国サブプライムの発覚と8月利上げ説のくすぶりの中での下落となったわけです。 ですので、当時8月利上げを織り込んでいた市場は、あわてて円決済をしたのだと思います。高値で決済しなければ損をするからです。 一時期相場が少し戻したことがありましたが、多分押し目買いのチャンスと思った方々が市場に入ったのだと思います。そこで欧州のほうで公的資金導入という事態がアナウンスされ、殺到売りが入り円高株安となったのだと思います。 日銀が利上げしないと8月上旬に声明でもだせば、そこまで下がることは無かったのでしょうが、そういったことはしませんでした。やっと、この数日になってのアナウンスです。 日銀が利上げするのであれば、相当なリセッションになると以前からお伝えしておりました。この先、日銀起因によるリセッションは起こらないと思いますが、今回の下落により相当ダメージを負ったファンドが破綻をするかもしれません。損を確定してしまったのと同時に、解約もあるようです。ですので日銀の金利によるリセッションは起こりにくいと思いますが、米国FFレート見直しなどが入るようなら、それが原因となるでしょう。 「在野のアナリスト」さんの言われるように、これからは、米国の今後の政策によることが大きいと思います。

2007年8月15日水曜日

そのうち倒産危機とか言われるでしょう。多分。

以下引用

日本国研究─その人脈と金脈 http://ameblo.jp/nihonkokunokenkyu/
2007年08月11日
サブプライムローン その2
テーマ:経済

今日はダウも日経も大きく下げました。サブプライムローンに端を発する金融不安が拡大しています。サブプライムローン問題とは、アメリカで低所得者向けの住宅ローンが過剰に与信され、不良債権化している問題のことです。悪いことに、近年の貸し出し債権の証券化進展により、貸し出した商業銀行のみならず、証券を保有するファンドや投資銀行にも信用収縮が連鎖しています。すでにデットファイナンス市場の信用収縮により、LBOファンドの活動やM&Aマーケットが悪影響を受けているようです。



以下、市場参加者に独自にヒアリングを行った結果をそのまま書きます。



1・米系商業銀行にはかなりの被害が出ている。日本でも有名な、さる外銀がもっとも打撃が大きいらしい。

2・今年の暮れ以降、さらにデフォルトが増える見込み。抜本解決は遠い。

3・日系でも大きくポジションを持っている銀行がある。経営不安説も囁かれる。

4・銀行株は中期ではリバウンドが狙えるが、当面値下がりのリスクが大きい。



とのこと。具体名は書けませんが、ビッグネームがいろいろ出てきて驚きです。




国家破産51 http://www.asyura2.com/07/hasan51/msg/622.html


Nevada経済速報8月14日(火)10:20
...2007/08/14(Tue) 10:29:45...


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日米欧の中央銀行が42兆円も資金を
投入する本当の理由とは?
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日米欧の中央銀行は42兆円もの資金を市場に投入していますが、NY市場はほぼ横ばいで引けており、日本もほぼ横ばいとなり、東証株価指数は続落となり、年初来安値を更新するという有様でした。

これだけ膨大な資金を市場に供給しながら、一向に株価が反発しないのはなぜでしょうか?
そしてなぜこれだけの資金を市場に供給しなくてはいけなかったのでしょうか?

Vol.65 ワールドレポート(2007年8月15日)は、この特集【世界の金融機関が破綻する日】を組ませて頂きますが、世界の金融市場は今、ある『噂』におののいているのです。
その噂は?
この『噂』が本当であれば、世界の金融機関はことごとく破綻することになります。
誰も無傷なままでは済まないことになりますが、果たしてどうなるでしょうか?
結果は、この10月にも出てきますが、そのときに慌てても遅く、今からでも遅くはありませんので、その準備をされることをお奨めします。

世界の中央銀行が恐れる『噂』が現実化しないことを祈るばかりです。



引用終わり

(コメント)
不安になってくるエントリーが増えてきた今、だれが何を言っているのか考えねばなりません。

給料もらっている自称エコノミストたちが火消しに躍起のなっているのか、そうでないのか。

自営の人たちが不安を煽っているのか、いないのか。

仕事以外で将来の経済について本気で分析している方がいるのか、どうか。

色々、言われていますが、事実42兆円も市場に資金を供給し、日銀は1兆5000億円ほど資金を吸収、
そして円高傾向。
国債も価格が上昇しています。

以下引用
Bloomberg.co.jp ニュース-コラム http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90002008&sid=agHTqkGKGudM&refer=jp_rates
債券先物9月物が135円台に上昇、中心限月で3月8日以来―株価急落
8月15日(ブルームバーグ):債券先物相場は大幅上昇(利回りは低下)。9月物は午後2時10分前後に前日比68銭高い135円00銭に上昇した。中心限月の日中ベースでは3月8日以来の135円台乗せ。朝方から買いが先行していたが、午後に入って日経平均株価が300円を超す急落となったことで、8月利上げ観測が一段と後退し、債券買いが活発化している。

記事に関する記者への問い合わせ先:東京 山中英典 hidenori yamanaka

引用終わり


(コメント)
今までと変わって、円買いが起こっているのです。

さて日本の金利は上昇するのでしょうか?

2007年8月4日土曜日

自由な詭弁

哲学的な何か、あと科学とか
 http://www.h5.dion.ne.jp/~terun/index.html より引用

クオリア(4) 前提事項: クオリア(3)
●クオリアは、科学で取り扱えるか? 脳の特定部位の活動を停止させると、 その部位に対応する『特定の色(クオリア)』は見えなくなる。
逆に、脳の特定部位の活動を復活させると、 その部位に対応する『特定の色(クオリア)』は再び見えるようになる。
このことから、 ワレワレの意識の上に起きている『クオリア』が、 「脳という機械」と深い因果関係にある、 ということは容易に想像できる。 も
ちろん、なぜ、脳という機械が動作すると、『クオリア』が発生するのか、 その仕組み・原理は、まったくわかっていない。

ところで、 そもそも、脳とは、「原子・分子」などの物質の集まりにすぎないし、 脳内で起きている「情報伝達の仕組み」というのは、単に、 「ある脳細胞が、特定の化学物質を分泌して、隣の脳細胞に影響を与える」 ということを延々と繰り返しているだけにすぎないわけだが、 実際に、脳を構成している「脳細胞」を1個取り出して、 どんなに観察したとしても、そこには、 「一定の法則にしたがって、機械的に作業している姿」 しか見つからないわけで、そういう機械的な物質(脳細胞)が、 なぜ、「意識」「主観的体験」「クオリア」を生み出しているのか、 合理的な説明はまったくできない。

また、この脳細胞が何億何兆と集まったとしても同様で、 こういった機械的な物質が集まって、どんなに複雑化したからって、 そこに「意識」「主観的体験」「クオリア」が発生することの 合理的な説明には決してなりえない。
この話を理解しやすくするため、 「ものすごい大量の歯車が集まってできた、  人間そっくりに振舞う、精巧なブリキのロボット」 を想像してみてほしい。 このロボットは、さも、人間らしく振舞うが、 中身としては、単純な歯車の集まりにすぎない。
このときワレワレは、 「大量の歯車が、複雑に組み合わさったから、人間らしい動きが出来る」 という理屈について、理解も納得もできるが、 「大量の歯車が、複雑に組み合わさったから、意識やクオリアが発生した」 という理屈について、まったく理解も納得もできない。

一般的な常識にしたがえば、
「はぁ!?歯車なんか、いくら集まったって、  そこから、意識とか、クオリアとかが  出てくるわけないでしょ!?」
と考える方が自然だろう。
つまり、ようするに、ワレワレは、 「(機械的な)物質が集まった結果として、意識やクオリアが発生する」 という理屈を、 合理的に理解できる思考回路を持っていないのである。 とはいえ、実を言えば、 そもそも、科学は、 「意識」「クオリア」がなぜ発生するか、 という合理的な理由を見出す必要なんかない! という考え方も存在する。

たとえば、 「質量を持つ物質が2つあるとき、両者の間に、引力が生じる」
という科学の理論だって、

「Aという物理条件がそろえば、Bという現象が生じる」

ということを説明しているだけにすぎない。 実際のところ、

「質量のある2つの物質の間に、なぜ、引力なんて現象が起きるの?」

と合理的な理由を問われても、

「うるさいな!理由なんか知るか!  とにかく、宇宙はそういうふうにできてるの!」

と主張するしかなく、 実際、科学は、そういうふうに説明することしかできない。

(もちろん、重力について、  
「重力子を使って説明しようとする仮説」があるが、  
仮に、この仮説が証明されても同じことである。  
それが証明されたところで、  
「じゃあ、なぜ、重力子があると、そういう現象が起きるの?」  
とさらに問いかけができるわけだから、  
やっぱり合理的な理由の説明にはなっていないのだ。  

結局のところ、科学は、宇宙に起きるすべての現象について、  究極的には「宇宙はこうなっています」としか言えず、  合理的な説明は本質的にできないのである) 結局のところ、科学というのは、

「Aという物理条件がそろえば、  Bという現象が生じる」

「物理条件A → 現象B」

という法則を示しているだけで、その法則そのものに、 そもそも、合理的な説明なんかできないし、する必要もないのだ。
だから、科学が、クオリアについて、同じことを述べたっていいのである。

「うるさいな!理由なんか知るか!  とにかく、宇宙はそういうふうにできてるの!  脳細胞がいっぱい集まると、  クオリアが発生するんだよ!」

と主張したって、別にいいのだ。

実際、量子力学は、 「2重スリット実験における電子の振る舞い」を合理的に説明できないし、 おそらく、合理的に説明できる日は永遠にやってこないと思われるが、 それでも特に問題なく、科学理論として取り扱っている。 結論として、 「科学が、クオリアを合理的に説明できる可能性は非常に少ない」が、 別に合理的に説明できなくても、そこさえ割り切ってしまえば、 「不可思議なクオリアという存在」を 科学的に取り扱うことは、絶対に不可能というわけではないのである。

(補足) ただし、逆に、そこを割り切ってしまうと、 「脳細胞が集まると、クオリアが発生します。  なぜかわかりませんが、  とにかく、そういうものなんです」 という程度のことしか言えず、やっぱり、 科学によるクオリアの『納得』のいく説明は、絶望的なのかもしれない。
結局、ワレワレに残された道は、
「脳細胞のネットワークが、あるていど複雑化すると、  この世のどこかにある『クオリア界の扉』が開かれて、  そこからクオリアがやってくるのです」
のような適当につじつまのあう物語(ヨタ話)を作って、 なんとなく、説明がついたような気分に浸ることだけなのかもしれない。 実際、ワレワレは、そのほかの物理現象については、 そのようにして、説明がついたような気分に浸って満足しているのだから。

引用終わり。

私たちの考えはどこから来るのでしょう?
なぜ選択できるのでしょう?
なぜ行動できるのでしょう?
なぜそう思うのでしょう?
なぜ?ってなぜ思うのでしょう?

脳みそは細胞の集まりです、「バカの壁」書いた人も脳みそは機械と同じといっていた気がする。

手元に本なぞ無いので名前も忘れたが、公演やTVで脳みそについて色々おっしゃっていたのを覚えている。
彼は脳外科医だった(?)ので機能的に脳みそを見ることはお手の物だろう。 彼は説明してくれるのだろうか?この疑問を。
なぜ考えたのか、なぜそう思うのか、勝手に判断するだけってことは、 何かしら生まれてから教え込まれていた伝統・習慣・社会関係・社会環境によって裏打ちされ 自分が意識しなくとも勝手に選んでしまうのだろう。
合理的理由があれば、それは自由に選んだことにはならず、逆に説明としては不完全さをあらわす。 つまり、合理的理由があるにもかかわらず、それを選ばない自由もあるのだからだ。 結局、なぜには答えられていない。

もしかしたら、自由という言葉が間違っているのかもしれない。 選択肢が限られているときに自由という言葉を用いると、勝手に選んでくれる。
これが、民衆に選ばせる立場であればなおのこと用いなくてはならない言葉だ。
自由という言葉の下での判断は、個人の判断は疎外され、与えられた中から選ぶという不都合な状態から「自由」に物事を選ぶことになり、結果、自由に選ぶことが出来ない。

自由とは詭弁の一種だ