2007年6月30日土曜日

IELTS試験の結果

今日、英語試験IELTS(International English Language Testing System)の結果が届きました。自分の自信具合がそのまま点数に表れたように思います。
試験にはアカデミック・モジュールとジェネラル・モジュールの二種類があり、私はアガデミックを選択しました。これは、もともと行く予定であったAIRNZの学校の入学基準にIELTS 5.0以上のスコアが求められていたためです。
本格的に勉強をしたのはテスト一週間前、図書館でIELTS用リスニング問題集を借りて、また学校の校長に散々言ってIELTSコース(基本コース)にテスト一週間前に入れてもらいました。希望者が少ないからというのと、俺の試験日を勘違いしていたからとのことで、なかなか入れてもらえませんでしたが・・・・・
それまでは入学してから5週間、週3回のIELTS模擬テスト(選択コース)のみでした。私のレベルが低かったため、非常に大変で、うなりながら日々こなしたように思います。
大変でしたが、総合でスコア5.5を取ることが出来ました。
この指標ですが、案外わかりにくく、「それって一体どれだけのもの?」と思う方が大半のように思いますが、一概にはいえないんですよね。
ただ、大学(試験会場のUNITEC)で入学案内を見たら、学部(に、よりけりですが)入学で要求する英語能力はTOEFL525(CBT197)~、IELTS5.5~というので、それくらいということになります。TOEICでは大学入学基準を満たすのかどうかはわかりませんが一応600位に対応するのではないでしょうか?
ただ、そのほかの試験を受けてそれだけのスコアが取れるというのとは全く別問題だと思いますが。

知っている限りTOEFL550(CBT213)~,IELTS6.0~あればNZのどこの大学の学部にも入れるようです。
オークランド大学はIELTS6.5だったかな?ちなみにこの大学はアジア人に人気が高いので、語学力で入学規制をかけているのだと思いますが、そのおかげでますますNZナンバー1というように思われており、大変な数の留学生がいます。調べていませんが、キャンパスを歩けばアジア人に当たります。もともと移民の国であることが影響を及ぼしているとも思いますが。
また留学生で一番生きたい大学はオークランド大学で(自身の語学学校留学希望者への聞き取りによる)、もしかしたら「みんな知っている=最高」「入るのが一番難しい=一番高等だ」「誰でも入れる=低レベル」という考えがあるのかもしれません。少なくとも中国人の一人は一番むつかしい所に入るのにこだわってましたし、ユニテックやワイカト大学に行きたいって人にはまだあっていません。ちなみに日本国内ではその価値観は定着しています。先生(イギリス人)は否定していましたけど。もしかしたらアジアに特有なのかもしれません。それとも語学学校の立地条件かもしれませんね。

専門学校で要求する成績はIELTS5.0~なので、高等教育を受けるにはIELTS5.0~が必要になるということでしょう。大学院でしたらIELTS6.5~が要求されています。
参考はこちらのサイト↓
http://www.eigotown.com/eigocollege/exam/hikaku.html
http://www.aswho.com/abroad/test/level.htm

ジェネラルの試験ではライティングとリーディングがアカデミックより、ずいぶんやさしくなります。
悔しいのは、IELTSの基本コースになかなか入れてもらえなかったことです。数週間変えてくれといいましたが、残念な結果となりました。

ちなみに、永住権申請にはIELTS6.5以上が要求されるため、この結果では不可能になります。
海外で働くのは難しい。

2ヶ月でこの成果があったので、うれしい気分です。