2007年8月29日水曜日

公定歩合引き下げは、効果が消えた模様

この先、米国FFレートは下がるでしょう。

すでに米国ではファンドの閉鎖がおき、解約凍結も出ているようです。

また、今月末、9月、10月とファンドの借換え債の問題が浮上しています。

資金の手当てが出来なければ大変です。


以下引用↓


2007/8/29 6:52
第2段下げの幕開け?  分類なし
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ニューヨーク株式市場は280ドル余りの下げを記録し、13,041ドルとなり、
ぎりぎり13,000ドルを守っています。
今回の下げの理由はなんでしょうか?
明確な理由はありません。
中央銀行のカンフル剤が効かなくなってきているのです。

FRBの『パニックにならないように』との声明も、市場は反対に受け取っています。
『パニック?はやりそれだけ事態は悪いのか・・。逃げておかないといけないかな?』と。

今月末の借換え債の期限が迫ってきていますが、いまだ多くの金融機関・ファンドは
借り換えが出来ない事態に陥っており、このままいけば世界最大の住宅ローン会社で
ある<カントリーワイド社>が経営破たんに追い込まれます。
負債総額24兆円にも上るといわれる<カントリーワイド社>ですが、ここが経営破たんすれば他の住宅専門会社が軒並倒れ、まさに<負の連鎖>が始まります。
FRBは果たして救えるでしょうか?

残された時間は余りにも少なく、そして金融破たんの負債総額は24兆円どころか、
一桁も二桁も違う膨大な金額に上ることをFRBは知っているはずであり、世界の中央銀行が束になっても到底救える金額ではありません。


最悪の事態に進みつつある金融市場ですが、今月末、9月21日、そして10月半ばが待ち受けています。


以上ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以下コメント


利下げをする可能性は捨て切れません。
日銀は金利を上げられないでしょう。(個人的には上げればいいと思いますが、もう無理でしょう)
しかも、今回の金融危機で日本の年金・郵貯の運用は影響を受けたのではないでしょうか?
驚くほど運用損になっていたらどうするのでしょう?

一説によれば、年金資金150兆のうち、その半数以上が行方不明だといわれています。

また郵貯も大部分を米系ファンドに委託しているようで、半数以上が喪失しているかも知れません


10月郵便局は完全に民営化されます。
また、来年から日本では10年物国債の返還が始まります。
借り換えでやり過ごすのでしょうが、借金を借金で返して大丈夫なのでしょうか?

IMFという機関があります。
ここは世界の貧困国への高利貸しで有名です。
経済が立ち行かなくなると、天使のような笑顔でお金を貸してくれます。
「天使の笑顔を持った悪魔」とでもいえます。
日本の()#絡みの闇金と同じです。

ここの力を借りてしまうと「国内のもの全て」で借金返済となります。
文字通り、身包み(どころか内部まで)はがされます。