2012年1月17日火曜日

内部被曝との対峙

内部被曝についての考察

琉球大学 矢ヶ崎克馬教授の考察です
PDFですが、ご覧ください。

http://www.cadu-jp.org/data/yagasaki-file01.pdf

実際、どれほど摂取したのかわからない。
なので、今後も食事には神経を使うべきである。
本来であれば、福島近辺の放射性物質の移動を禁止すべきであったが、政治経済界の要望により国内流通を選択したのが始まりである。

基本は、牛乳など乳製品、お茶、魚介類、平成23年度産の東北地方の玄米、きのこ類の摂取を控えることである。放射性物質は「無いに越したことは無い」のが根本として必要だとおもう。

それでも、防ぎようが無いのはあらゆる製品に多様な原材料が使われており、その全てを把握できないためである。住生活全てにおいて放射性物質ゼロの徹底が不可能に近いことを事実として認識することも必要ではなかろうか?

しかしフィチンを初め、放射性物質を排泄するに役立つ物質が、自然界には多く存在する。
またビタミンCを摂取し、フリーラジカルの抑制をし続けるのも防御の一つである。
後は過度のストレス状態からの脱出も、放射性物質の被曝防御に役立つ。

にこやかに生活することがもっとも体に良いことは、肥田教授もおっしゃって居る。
体内に摂取しても、量が少なく排泄、除去ができ、かつビタミンなどで体を補修しながら、楽しく居来ることがいいのだと思う。

もちろん、だからといって放射性物質が無害だといっているわけではないし、摂取を薦めることはしない。放射性物質はあくまでもゼロが目標であり、ゼロ徹底が実質不可能に近いが為の自己防御手段である。

対策の施しようの無いものは自衛しかないと言っているのである。

食品以外の自衛としては、平成23年度以降の生産物は工業品も含めてよく考えないといけないということだ。

放射性廃棄物ともいえるほど汚染された被曝地の車を盗み、まっとうな中古自動車として販売しているやくざな業者が他業種にわたっていることを念頭に置かなければならない。
リサイクル品、木材、肥料、庭園産品、キャンプ場、釣堀など地域を選ぶ必要があるだろう。
コンクリートになってしまえば、もう追えないので、震災後の新築物件は要注意である。
また、工場からの産品は、生産後もしくは仕入れ後に野積みされるものがある(コンクリート製品、車、鋼材・プラスチック原料、鋼材・プラスチック製品、電線、木材、土砂、建築資材、園芸用品など多種多様なもの)し、移動の際に汚染される可能性がある。

知恵を絞って生きてゆくことになろう。