2007年9月10日月曜日

FFレート

NEVADA
http://diary.jp.aol.com/fcybbrnndg/
より引用↓
2007/9/10 8:42
第二段の下げが始まった?  分類なし
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今日の外人売買動向は、売り4860万株、買い3060万株になり、大幅な売りこしになっていますが、これは金曜日のNY市場を見れば納得出来ることですが、シドニーで
<緊急声明>が出されるのではないか?との期待もありましたが、見事に肩透かしを食わされた格好になっています。
即ち、今の首脳にはそこまで危機感はないということになり、市場は失望することになるのです。
中央銀行が何とか片付けてくれるという甘い意識があると市場が読めば、市場は
自壊作用に入ります。

9月20日に向けて市場は<第2段の下げ>に入り、為替も、ドル円で110円突破、
ユーロで145円突破が視野に入ったと言えます。
そして、<第2段下げ>の最終段階では、恐ろしい株価・為替になるでしょうが、それも
金融市場崩壊の<第3段下げ>の序の口であったということを大方の個人も機関投資家も今は知る由もありません。

中央銀行はこの市場崩壊の<恐怖>を避けることが出来るでしょうか・・・。
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在野のアナリスト http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/
より引用↓

2007年09月09日
経済の話。米国雇用統計の悪化
市場が注目していた、先週末に発表された米国雇用統計で4千人減となり、米国ではダウが250ドルの下落を示しました。米国では景気が減速してもFRBが利下げをして景気は底堅く推移する。その根底にある考え方が覆されたことで、実はすでに景気は後退局面ではないかとする懸念が台頭したことが、今回の大きな下落に繋がっています。

私は、8月は新規失業者保険申請件数は増えると見ていましたが、雇用がここまで下落するとは考えていませんでした。今の米国は経営者の成果報酬主義のため、すぐに雇用を抑えて利益を確保する動きになる、ということなのでしょう。住宅、金融部門は当分厳しい環境のようです。
サブプライム問題は米国の金融システムを複雑化し、その分の雇用を創出してきました。ですが専門性を高めたことで、リスクが『格付け』という紛いものの『信用』に置き換えられ、そのリスクを米国では今改めて思い知らされているのです。サブプライムを整理することになれば、専門性は必要なくなり、金融部門に新たな雇用は生まれなくなります。

今回の問題を受けて、「新興国の成長があるから大丈夫」という意見も聞きます。しかし「新興国の成長」が担保されるには、先進国の『新興国ファンド』が継続して流入超の状態にあることが必要です。今回の問題を受け、日本での『新興国ファンド』は流入超でしたが、米国では流出超となっています。米国では換金売りが急がれたこともありますが、金融市場が混乱すれば今後も流出の方が多くなるでしょう。
投資を難しいという人もいますが、最も簡単な考え方は資金が流入している時、層が拡大している時はどんな世界も強いです。それは新興国も同様、今の成長が先進国からの資金流入である以上、それが流出すれば弱含みます。今の新興国は外貨準備を蓄えていますので、急速に市場の資金量が萎むことはありませんが、外貨準備を手放せば運用先である先進国の更なる痛手となり、これでは負の連鎖になってしまいます。

FRBが利下げする大義はこれで一通り整いましたが、問題はバーナンキ流とグリーンスパン流の違い、という点にあると考えています。輸入大国でもある米国が経済の悪化、ドル安という二つの逆風を浴び、それでも継続した利下げに踏み込めるのか?というところです。
米国内にある利下げ期待以上に、米国外にある利下げされればドル建て資産の縮小を意識せず、本当に大丈夫なのか?世界経済が近付いた結果、米国一国の都合で利下げを断行することにより、新興国がどう動くのかにも注意が必要でしょう。IMFの世界経済見通しの引き下げなど、今後の世界経済の動きは不安定さを増すのでしょうね。

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以下コメント

過去、円高、日銀金利、倒産など伝えてきましたが、どうやら本格的になりそうです。
日本の年金運用などどこを見ても結果がわかりませんので実態はわかりませんが、多分被害を受けているでしょう。

「在野のアナリスト」さんによれば、米金利低下により、ドル資産の縮小となるという見解ですが、私も同意見です。株に投資している運用会社は軒並み影響を受けると思います。

最近TVでやけに金利の話題が出ていますので、これがサインの一つでしょう。有力者への資産の整理をするべきとのアナウンスに他なりません。米が金利引き下げはほぼ確実視されているようですが、日銀の利上げは年内あるかどうか疑問です。今年の6月がもっとも利上げに適していましたが、それを見送った以上、なかなか好機はやってこないでしょう。

私は株はリスクが高くてやらないのですが、こういった場面で拾いものをする人もいるのでしょうね。